2013年4月25日木曜日

Introduction


余りにも水面下で動き過ぎて、いざ[報告]の段階に入ると緊張してしまう。

まるで自分が陸上生物だったのを忘れてしまったかのように長い事潜っていた気がする。

遡れば、昨年の春過ぎ。

自転車で家までの帰る途中、ふっと目に入った建物。
オレンジ色の街路灯に浮かび上がる人の手が数年入ってないと思われる古い小さなビル。

なのに不思議なことに"懐かしい"と感じてしまった。


物件にはカレンダーの裏面を使って、
味のある手書きの文字で不動産屋さんの電話番号がマジックで書かれていた。

"空き家"なのだ。ここ。

よく外国のミュージシャンが何か電気的啓示を受け、自分はミュージシャンになったんだと自伝で語ったりする。多分、あの感覚似た何かを少しだけ感じた。


"ここ面白いかも"と思い、手書きの電話番号を写真に収めた。


それから、日に日に思いは増していった。

気づいたら人生で一番大きな賭け事する事になっていると自覚する。

事の大きさに夜、何か言葉にならない言葉を叫びたくなったりしてしまう事もあるけど。

自分の夢のスタート地点。新しい場所。

多分、これから悪戦苦闘の日々に突入すると思う。

技術もろくに無く、不安や緊張に襲われることになるはず。
でも全てを楽しんで一つ一つやって行こう。

ブログのタイトルは、とある曲をあやかってちょっとした冗談を。

日曜日の夕飯時にテレビでは決して流れないリノベーション。

お付き合いください。






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