2013年4月25日木曜日

ショールーム巡り


なるべくお金をかけないのと愛着を増すように、出来る事は自分らでやってしまおうと決めた。ただ、何もかも0から試行錯誤するのではなく、餅は餅屋に聞くのが一番。


素人でも苦にならず、比較的塗り易い塗料として調べたら、
リボス社の自然健康塗料に行き着いた。天然素材由来でシックハウスになりにくい。

撹拌すればすぐ使える手軽さ、そして、素人の出来上がりがある種の味になる塗料。

ということで、リボス社の正規輸入代理店のイケダコーポレーションさんへ。

自然素材のメリットを丁寧に説明してくれた。
そして、実際に漆喰の塗り方のコツも実践させていただいた。



↑ 初めての左官作業



↑ 建築家の友人もトライ。さすがに巧い。



有意義な情報得て、次は"TOTO"のショールームに行くも、
ここはカタログに載っているものがただそこにあるだけ。予算と相応の趣味の中から組み合わせを考える。

得に参考になる物はなく、見たいと思っているものを置いてなかった。

なんだろう。

近い未来、携帯のフリックで組み合わせを選び家が出来そうな、そんな印象。
その後、建材屋さんのショールームでも同じ感想を持つ。
リフォームなら有効かもしれないけど、リノベーションだと余り参考にならない。

0から物を作ると決めごとは更に増すけど、
元々あるものを形を変えるには少しのアイディアが必要みたい。




Introduction


余りにも水面下で動き過ぎて、いざ[報告]の段階に入ると緊張してしまう。

まるで自分が陸上生物だったのを忘れてしまったかのように長い事潜っていた気がする。

遡れば、昨年の春過ぎ。

自転車で家までの帰る途中、ふっと目に入った建物。
オレンジ色の街路灯に浮かび上がる人の手が数年入ってないと思われる古い小さなビル。

なのに不思議なことに"懐かしい"と感じてしまった。


物件にはカレンダーの裏面を使って、
味のある手書きの文字で不動産屋さんの電話番号がマジックで書かれていた。

"空き家"なのだ。ここ。

よく外国のミュージシャンが何か電気的啓示を受け、自分はミュージシャンになったんだと自伝で語ったりする。多分、あの感覚似た何かを少しだけ感じた。


"ここ面白いかも"と思い、手書きの電話番号を写真に収めた。


それから、日に日に思いは増していった。

気づいたら人生で一番大きな賭け事する事になっていると自覚する。

事の大きさに夜、何か言葉にならない言葉を叫びたくなったりしてしまう事もあるけど。

自分の夢のスタート地点。新しい場所。

多分、これから悪戦苦闘の日々に突入すると思う。

技術もろくに無く、不安や緊張に襲われることになるはず。
でも全てを楽しんで一つ一つやって行こう。

ブログのタイトルは、とある曲をあやかってちょっとした冗談を。

日曜日の夕飯時にテレビでは決して流れないリノベーション。

お付き合いください。